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『Jealousy』(ジェラシー)は、日本のロックバンド X が1991年7月1日にリリースした3枚目のスタジオ・アルバム。オリコンの売り上げとしてはX JAPAN名義も含めて初動売上でバンド最高の60万枚以上を売り上げ、『BLUE BLOOD』に次ぐチャートイン50週を記録し、ミリオンセラーとなった。 2007年2月14日に、リマスター盤とインストゥルメンタル・トラック盤をコンパイルした期間限定のCD2枚組『Jealousy (SPECIAL EDITION)』がキューンレコードから発売された(メーカー限定出荷期間は2007年2月14日-2007年5月31日)。その後『Jealousy (SPECIAL EDITION)』を“REMASTERED EDITION”として復刻。オリジナル・アルバムのリマスター盤CDのみを収録した『Jealousy (REMASTERED EDITION)』が、同じくキューンレコードから2008年3月19日に発売された。オリコン週間アルバムチャートでは『Jealousy (SPECIAL EDITION)』が31位、『Jealousy (REMASTERED EDITION)』が241位を記録した。 前作『BLUE BLOOD』収録曲の多くが殆どのライブで演奏されているのに対し、本作収録曲やシングルで発表された収録予定曲の多くはX JAPAN以降演奏機会が減っていった(「Joker」「Sadistic Desire」は1996年まで、「Silent Jealousy」「ART OF LIFE」「Say Anything(Acoustic Version)」は再結成後に再び演奏されている)。 == 制作 == メンバーは1990年11月24日に渡米し、ロサンゼルスの録音スタジオでアルバムを制作した。当初は「ART OF LIFE」「Standing Sex」「Sadistic Desire」を含む2枚組としてリリースする予定だったが、YOSHIKIの体調不良などでレコーディングが間に合わず、2枚組とはならなかった〔『リズム&ドラム・マガジン』(1991年8月号)リットーミュージック〕。 予定の全曲を入れようとした場合、リリースがもう少し先に延びることになっていたが、ソニーの上場に際し、5ヵ年決算に『Jealousy』の売上が必要になったことから、ソニーから1枚のみでのリリースを要請された〔市川哲史『私が「ヴィジュアル系」だった頃。』(竹書房、2005年)p. 88〕。YOSHIKIは予定通り2枚組でリリースしようと譲らなかったが、レコード会社の重役がYOSHIKIを説得しにロサンゼルスまで来たため、YOSHIKIが折れて1枚物でのリリースとなった〔。予定の全曲を収録した場合のジャケット・カバーも別に用意されていた〔。 エンジニアのリッチ・ブリーンは、TAIJIが持っていたマノウォーのCDを手がけたことがきっかけで依頼した〔。また、ドラム・テクニシャンを務めたヴィンス・ガットマンはリッチ・ブリーンの紹介である〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Jealousy (Xのアルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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